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◎草剛の逮捕(完)(2009年4月26日)

 他者加害、という観点からすれば、草剛の違法性は非常に小さい。目にした人数人が不快な思いをした、ということになる。具体的な他者加害はミニマムなので、強制わいせつ罪は「社会的法的に関する罪」ということになる。
 さて、このような「社会的法益」についての罪の容疑の場合、草剛は本当に逮捕に値するだろうか。
 このあたりは刑事訴訟法の基礎知識であるが、逮捕は、逃亡または罪証(証拠)隠滅の防止のために行われる。個人的法益に対する罪、つまり、具体的他者加害がある場合についてさえ、逃亡・罪証隠滅の恐れがないと逮捕はできないことになっている。とすれば、社会的法益に対する罪の場合は、なおさらこの原則が徹底されるべきなのではないか。
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Author:yamamotojuku
朝日新聞記者、Z会東大マスターコース講師(小論文)、伊藤塾講師(小論文)などを歴任。現在は辰已法律研究所などで小論文を教えています。

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