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◎朝日記事「法科大学院定員削減へ」の分析(2009年4月18日)

 昨日、ロースクールの定員についてブログを書いたのとピッタリのタイミングで、朝日が1面トップに記事を掲載した。見出しは「法科大学院定員削減へ 東大・京大は2割 国立大来年度」。
 内容的には、びっくりするようなものはない。しかし、以下のような点で新しい情報が含まれている記事だ。
 ①東大も2割削減、という情報は、新しい情報である。京大が2割、というのはすでにHPに出ており、このブログでも既報だったが、東大2割は報じられていないニュース、といえる。東大未修について言えば、東大は昨年実施(2009年度入試)ですでに2割減を先取りしていたため、人数的には昨年から変更はない、と考えられる。
 ②早稲田大、中央大が今年、定員削減をせず300人を維持する見通しであることも、新情報であるといえる。早稲田のHPによれば、2010年度については、既修者認定試験の合否は最終合格に影響しない、としていることから、今年の入試については、早稲田、中央の定員は、ほぼ昨年通りになりそうだ。
 以上、まとめると、未修について言えば、慶応の定員は変更がないことを考えると、これまで分かっている範囲では、京大が60人を35人にしたことが唯一の定員減である。東大、早稲田、中央、慶応の未修は、2009年度入試から人数面の変更はなさそうだ。
 トップ校の定員減少は、私の予想よりも遙かに小幅になる模様だ。特に関東の未修については、これまでの発表を見る限り、まったく減っていない。「解放・多様性」という理念、そして、他学部・社会人3割、という基準に変更がないことが大きい。
 以上のように状況を整理すると、制度変更の定員への影響はミニマムである、というまとめが可能である。大勢は固まった。未修入学のチャンスは今年の受験生にも開かれていることが、4月17日の朝日1面によって分かった。
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Author:yamamotojuku
朝日新聞記者、Z会東大マスターコース講師(小論文)、伊藤塾講師(小論文)などを歴任。現在は辰已法律研究所などで小論文を教えています。

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