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◎勉強と知識・記憶(2009年4月10日)

 大学受験予備校の講師室で先日、数学の先生と雑談をしていて、最近の受験生気質が話題に上った。今年の東大の合格者ランキングで、地方の高校が検討しているらしい。なぜ、そのような傾向が出ているのかについて感想を語り合った。
 その先生が言うには、最近の受験生は、かつての受験生と比べて「覚えろ」と言っても、なかなか覚えようという努力をしないらしい。要領いい方法はないか、を探すことばかりに熱心で、ゴリゴリと基本を理解しては暗記していく、というヤボったい勉強を嫌う、という。ここから先は、その先生の想像なのだが、地方・郡部の高校生は、相対的に素直で、基本の理解・記憶を怠らない習慣を身につけているのではないか。
 小論文でも同じことが言える、と私が応じた。スマートな勉強法、エレガントな解き方。そんなものは小論文にはないにもかかわらず、楽な受験対策を探している人に時々、出会う。一見、エレガントな解き方がありそうな数学ですら、知識を詰め込むことなしに学力向上の道はないのなら、文系科目はなおさらそうだ。要領を求めて、物量を嫌う傾向がある人は、なかなか結果が出ない。
 帰納的に、毎日確実に知識を蓄積していく。これこそが近道である。まとめると「気力が続いた者が勝つ」ということになる。
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Author:yamamotojuku
朝日新聞記者、Z会東大マスターコース講師(小論文)、伊藤塾講師(小論文)などを歴任。現在は辰已法律研究所などで小論文を教えています。

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