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◎「格差」をめぐる学説の淘汰(2009年3月29日)

 昨夜の辰已のガイダンス(辰已のHPのストリーミングチャンネルで近く公開される予定)で、格差社会論・平等理論を解説した。
 格差をめぐり、1980年代には主流だった村上泰亮説、つまり日本は平等な社会で修正する必要がない、という「新中間大衆」論が、2000年前後に批判され、今やそのままの形では維持することができなくなった、というプロセスは、実にエキサイティングだ。まるで格闘技のような学説の興亡である。
 村上説を打ち砕いた佐藤俊樹・苅谷剛彦説は、統計学や社会調査という社会学の手法を駆使しつつ、日本は戦後から現在に至るまで、一種の階級社会であることを立証したのである。
 日本は格差社会である、ということになると、租税政策などで国家が市民社会に介入する必要がある、というリベラリズムの政策が全面に出てこざるを得ない。
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Author:yamamotojuku
朝日新聞記者、Z会東大マスターコース講師(小論文)、伊藤塾講師(小論文)などを歴任。現在は辰已法律研究所などで小論文を教えています。

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