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◎書店での出来事(2009年3月17日)

 久しぶりに東大生協の書籍部に行った。新学期に向けていろんな新刊本が出ていたため、案の定、箱いっぱい買い込んでしまった。
 社会科学コーナーでは、民事法のある有名教授が本を物色していた。私が尊敬している教授である。「あ、これも出ていたのか!」と独り言を言いながら、嬉しそうに本を手にとっては立ち読みしていた。彼がその時、手にとっていたのは、自分の専門領域の本ではなく、歴史や哲学、思想の書棚に棚揃えしてある新刊本だった。
 やっぱり。最先端の研究をしている教授たちは、専門分野に閉じこもらず、広く社会科学一般に関心を持ちつつ社会科学の成果を自分の研究に取り込もうとする。
 ロースクール小論文の出題者は公共哲学・法哲学の教授である、という説が一時、受験界で流れたことがある。しかし、必ずしもそうではないようだ。出題される過去問を見ると、政治哲学、法哲学系の問題が並んでいるために、そのような説が流れたのであろう。しかし、きょう私が東大生協で会った民事法の教授のように、実定法バリバリの教授であっても、政治哲学・公共哲学分野の最先端の議論をしっかりフォローしている。したがって、仮に実定法の教授が小論文を出題しているとしても、最先端の社会科学理論を背景にした出題がなされることになる。
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Author:yamamotojuku
朝日新聞記者、Z会東大マスターコース講師(小論文)、伊藤塾講師(小論文)などを歴任。現在は辰已法律研究所などで小論文を教えています。

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