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◎小論文の答案作成について

 昨日、辰已の授業の後で、「小論文の答案練習の点数が伸びない」という相談を受けた。
 私の授業の演習では、採点基準を厳しめに設定しているので、簡単にはS、Aは取れない。直近で採点したプラクティス編の第4回では、私が採点した答案の中で、A、Bを合わせても2割程度しかいなかった。しかし、私の採点基準が、厳しいものではあっても、無理、不合理な基準ではないことは、授業を聞いている人は分かってくれていると思う。
 そこで、次のようなことを心がけてほしい。

①模試(答案練習)では、まずは全力を尽くす。
②点数は、とりあえずは気にせず、「採点基準」「答案の指針」「採点講評」、そして講義ノートや添削された答案をしっかり復習する。
③復習の際は、自分が設問の趣旨を把握できたか、つまり、出題者、課題文筆者と対話することができたか、を中心に、答案作成方法を修正する。

 このような地道な作業を繰り返していくうちに、必ず力はついてくる。逆に、知識だけを吐き出す、という答案から脱却できない人は、なかなか点数が安定しない。
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○NHK「鉄の骨」

 土曜夜のNHK「鉄の骨」は、NHKならではの社会派ドラマ。高度成長時代の「公共事業」政策が崩壊していくプロセスを描いている。菅直人の「第三の道」理論で言えば、「公共事業」中心の、ある種の「福祉国家」は、「第一の道」。ちなみに、この「第一の道」は、ギデンズが言う「第一の道」とは微妙に異なることに注意。

◎山本塾8月期

 山本塾8月期は、1日、8日、15日、22日の4回、午後1時15分から3時間です。詳細を知りたい人は、以下のメールに問い合わせてください。

 yamamoto_juku@yahoo.co.jp

◎7月18日の山本塾

 7月18日の山本塾は、池袋で午後1時~4時半まで開催予定。前回参加者、および、新規にメールで問い合わせた人には、必ず本日の夜(かなり遅くなる)、場所、時間などをメールで連絡するので、注意しておいてほしい。前回参加者は、ステートメントを新しく書き直してくること。新規の人は、ステートメント(1500字以内)を必ずメールで当日朝9時までに送信すること。

○つかこうへいの死

 劇作家、つかこうへいが死去した。新聞も大きくニュースとして報道し、追悼記事も出た。一連の記事を読み、つかこうへい、という芸名の由来を知った。在日韓国人であるつかは、日本社会が「いつかは公平な世の中に」なることを願って、つかこうへい、としたらしい。遺骨は、日本と韓国の間の海に散骨される。
 もちろん本を読むことはできるが、彼の芝居、映画の中でアクセスしやすいのは、映画「蒲田行進曲」だろう。若くてバリバリの頃の風間杜夫、松坂慶子らがまぶしい。

○ワールドカップと国家

 前回の坂本龍馬に続いて、ナショナリズムに関連して一言。
 サッカーのワールドカップは、国籍を出場選手の要件としている。しかし、ラグビーのワールドカップは、国籍は問わず、その国のチームに所属していることを要件とする。
 ラグビーの元日本代表の主将、マコーミックは、ニュージーランド人。当然、国籍もニュージーランドだ。しかし、サッカーの場合、ラモス、サントス、トゥーリオらは皆、日本代表になるために日本に帰化した。
 小論文風に言えば、サッカーはモダン、ラグビーはポストモダン、ということができる。

○坂本龍馬

 坂本龍馬が人気だ。私も、大河ドラマを久しぶりに観ている。統治の単位を、藩から国に変えようとした龍馬だが、なぜ龍馬が今、人気なのかが私にはいま一つ、ピンと来ない。今はむしろ、統治の単位を国から世界へ、と変えるべき時代。ナショナリズムの時代ではないことが明らかである今、龍馬の哲学が参考になる、とすれば、統治の単位を変更する、という抽象的なレベルについて、なのではないか。

◎山本塾の場所、時間

 7月11日の山本塾の初回、いつもの池袋の会場が空いていないため、高田馬場で実施することになりました。午後3時から5時までの2時間。やや短い分は、次回以降で取り戻します。メールで問い合わせをいただいている人には、詳細をお知らせしています。

○宇宙飛行士 山崎さん(続)

 宇宙飛行士、山崎さんの講演について書いたが、山崎さんが母校、お茶の水大学付属高校でも講演をしていた、というニュースをNHKテレビで見た。その際、高校生が、以下のような質問をしていた。「宇宙に言って、どんないいことがあるんですか」。
 シャープな質問。宇宙に行くことで推進される利益は何か、という質問だ。安田講堂での講演では、質疑が20分程度あったが、こんなシャープな質問はなかった。
 高校生、恐るべし。

●今年度の山本塾

 さて、今年度の山本塾、11日の日曜日午後を予定している。まずは7月のうちに3回、ステートメントの講義、添削を中心に開講する。定員は先着10人(希望者が多く、かつ、広い場所を取ることができれば、若干名定員が増える可能性もある)。
 関心がある人は、「山本塾」のHPにあるアドレスに登録してもらえれば、今日・明日のうちに詳細についてメールで連絡する。

○宇宙飛行士、山崎さん

 先日、本を買いに東大本郷を歩いていたら、安田講堂の前に、「宇宙飛行士・山崎直子 帰地球報告会」という看板が出ていた。よく「帰国報告会」というものがあるが、これをもじって「帰地球報告会」となったようだ。予約なしでも入場できる、ということだったので、聴くことにした。スライドを使いながらの宇宙体験談。凝縮された1時間だった。
 「宇宙から見た地球は、本当に美しく、地球そのものが1つの生命体のように感じた」「陸と海の境目がはっきりして、きれいだった」「珊瑚礁と熱帯雨林は、宇宙からも見える。熱帯雨林が破壊されている様子も見えた」。
 宇宙開発などの科学予算は、事業仕分けで攻撃されている。宇宙開発の意味づけが今、問われている。人類の宇宙経験は、運命共同体としての地球を意識させる、という哲学的意味がある。そして、遠い将来、地球温暖化が進み、人類が地球に住むことができなくなるのは確実のようで、人類の移住先を探す、という目的も、宇宙開発にはある――このことは、宇宙研究・開発に関係している人たちの間では常識のようだ。
 小論文的に言えば、宇宙開発で促進される法益は、哲学の深化、および数千年先の人類の生存、ということになる。

○小論文の季節

 かなり長期に渡って、ブログを休んでいたことをお詫びしなければならない。今年のロースクール入試も佳境に入り、待ったなしの季節に突入。ブログ再開を決意した。
 辰已の「ロースクール小論文講座 プラクティス編」が開講。「ケーススタディ編」からの顔、そして、新しく今回から加わった顔。1カ月半で社会科学の基礎をすべて語り、皆さんを戦える状況に持っていく必要がある。まずは、講義テキストを大幅に今年もメンテナンスした。近年の出題傾向に忠実に、かつ、基本が身につくテキストができあがりつつある。
 小論文の学習、そしてステートメントの執筆、完成。つらい夏だが、未来につながる夏でもある。
 さて、再開したブログは、週に2、3回は更新することを「目標」にしたい。
プロフィール

yamamotojuku

Author:yamamotojuku
朝日新聞記者、Z会東大マスターコース講師(小論文)、伊藤塾講師(小論文)などを歴任。現在は辰已法律研究所などで小論文を教えています。

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